ナタリーの記事で感じた「Webの文章は説明を不足させろ」って話。

公開日: : 最終更新日:2016/11/23 書く, メディア , , ,


すごくざっくり言いますけど、Webの文章って説明が不足しているくらいがちょうどいいんです。どうも、くいしん(@Quishin)です。むしろ、全部きちんと説明してしまうと、とたんにつまらなくなってしまう。それはなぜかというと、いまやWebの文章は、「SNSでシェアする」など、読まれたあとのアクションまで含めて完結するものだからです。

この辺りを、完璧に抑えているのが、先日、KDDIの子会社となったナタリーです。
ナタリー – ポップカルチャーのニュースサイト

以下、先日のツイート。

ウルフルズの出したベスト盤がビートルズの引用だってことをぼくは言いたくなりました。



知識をひけらかそうとしたら、いくらでもできるはずなのに、あえてそれをしていないんです。ぼくにとっては「シェアしたくてたまらない」記事ではないけど、「ビートルズのことを付け加えたくてたまらない」という記事になってました。

余白を用意する

カルチャー系では大手と言っていいだろうナタリーですら、すべてを言わない。むしろ、重要なのは、余白です。雑誌や書籍といった紙媒体と違って、Webの文章には文字数制限がありません。
書こうと思えば毎日何万字でも、自分のWebサイトやブログに書くことができてしまう。

だからこそ焦点を絞って、余白を多く取ることにより、読者にコメントしてもらったり、シェアしてもらったり、しやすくなります。結局は、そちらのほうが多くの人に読まれるということです。それはナタリーが証明していると言ってもいいでしょう。

カルチャーを、つくる

ここにぼくはインターネットの可能性を強く感じます。この余白の大きさによって、共に、考えたり、意見を言い合ったりすることが、インターネットのない時代よりも容易になったと思えるからです。

何が言いたいかというと、ナタリーはこれによって、カルチャーをつくっているということです。Twitterでガヤガヤと、好きなアーティストの話をすること自体が好きだという人はたくさんいると思うし、実際にぼくの周りにもたくさんいます。

ぼくもゆくゆくは、こんな風に、カルチャーになるサイトをつくりたいなあと思ってます。どうも、くいしん(@Quishin)でした。読んでくれた方ありがとうございました。ツイッター(@Quishin)はフォローお気軽に!


関連記事

天井裏書房電子本第一弾『隠居系男子的。』

このブログでも隠居系男子でも何度かお知らせしてきましたがやっと出せました。どうも、くいしん(@Qui

記事を読む

no image

関西の人は「ラジオにハマらない」という仮説。

先日、バーグハンバーグバーグの柿次郎さん(@kakijiro)とフリーライターの根岸さん(@once

記事を読む

no image

RTのときの引用符を変えた話となぜこんなに細かい話をするのかって話

Twitterで「RTするときの引用符」を変えた。自分の中で曖昧なまま、曖昧なら曖昧で、揺れがあった

記事を読む

ライターが知ってると得する『君の名は。』と序破急(1:2:1)の時代のこと

先日、新海誠監督の映画『君の名は。』を観てきました。2回目。最新の情報では興行収入が『千と千尋の神隠

記事を読む

カルチャーや芸術なんかなくたって生きていける。だからこそ、豊かな国にはそれが必要だ。

無意味なもののほうが好きだ。カルチャーや芸術なんかなくたって生きていける。だからこそ、豊かな国にはそ

記事を読む

no image

こっそり寄稿していたnomooo pressの記事10

10記事。 一気飲みだけじゃない!最近話題のテキーラ! 果たしてぬるいビールは本当に美味

記事を読む

クリエイティブな仕事をするなら、大勢ではなく1人を意識する

なんでこのブログをほぼ日刊にしたか→友人にブログを進める→お前もやってよと戻ってくる。とにかくそうい

記事を読む

実際にナタリーの取材を受けた人に聞いたナタリーが引き続きキモい件

友人のバンドがナタリーに載ってて、「やったー!」とかなんとか言ってたんですが、そこで思ったのが、「ど

記事を読む

改行は呼吸のように。自然でなければ、読み手だって息がつまる

こんばんは、くいしんコークです。そう、mixiで日記を書いていた頃はこんな風に毎日挨拶をしていた。そ

記事を読む

阿川佐和子とリリー・フランキーが語る「お前は何屋なの?」という話

昨日?テレビ見てたら阿川佐和子さんとリリー・フランキーさんが「お前は何屋なの?」という問いに対して、

記事を読む

  • inkyodanshi21_hyoushi
PAGE TOP ↑