ぼくはGoogleChromeプラグインをほとんど使いません。もちろん仕事上必要なときはあって、使うには使うんですが「積極的に普段使い」はしない。なぜかというと、「一般的な感覚を忘れないように」と常に考えているからです。どうも、くいしん(@Quishin)です。
iPhoneも、ブラウザはほとんどSafariを使います。なんなら「え、iPhoneってブラウザって選べるの?」って思う人も多いかと思う。「一般の感覚」を忘れない、というのは、すべてのものづくりとかクリエイティブとか、はたまた広告やメディアに関わる人にとってすっごく重要なことなんです。
もちろんそれらに限らず、たとえば、自分は本を月に10冊以上買う本屋さんは、数ヶ月に一冊本を買う人の気持ちを考えてあげないといけないし、アイスクリーム屋さんは、残ったのを毎日家に持って帰って食べてる自分とは違って、買いにくる人がどれだけそれを楽しみにしてるかってことを忘れたらいけないと思う。自分がいる世界(業界)のことを深堀りするのはいいことだけど、それだけになって、広い視野とか、多様性を失ってしまっては、もったいない。
GoogleChromeプラグインやスマホアプリは、使いこなせば使いこなすだけ、便利になる。便利になるけどそれによって時間を短縮できるとしても「自分が凄くなる」わけじゃない。実力とかってのは、そういうもので計れるものではなくて、もっと芯にある何か、だ。人間性とか人格と呼ばれるものだ。
たとえばこれを読んでいるあなたがこのブログと同じように、独自ドメインでWordPressを使ってブログを運営しているとしたら、それはそれでスキルってやつだ。これは誰にでも簡単にできることじゃない。知識ゼロからやろうとしたら、ちょっとは勉強しないとできるようにはならない。それに気付けたら、それはそれで「自信」とかになるかもしれない。
もしかしたら「一般の感覚を知る」というのは、そのまま「足るを知る」に繋がるのかもしれないなあ。コンビニのバイトをしたことがなかったら、あなたが店員に毎度「20代」か「30代」か「40代」かジャッジされているなんて、知りもしないよね。どうも、くいしん(@Quishin)でした。読んでくれた方ありがとうございました。ツイッター(@Quishin)はフォローお気軽に!