先に言っておくとハフィントンポストはものの例えで、一切出てきません。すみません。「○○のことあんまり好きじゃないんだよなあ」という言い草は世の中にごまんとある。好きなこととか楽しいことの話だけしていればいいのに、人はどうしてもネガティブなことも言いたくなるもんだ。それによって毒素を吐き出すような意味もあるのかもしれない。どうも、くいしん(@Quishin)です。

そんな中、「嫌いだ」と言われない存在がたまにいる。

たとえば、それは「音楽」だ。

音楽嫌いな人っていますか? そうそういませんよね。少なくとも僕の周りにはいません。パンクは騒がしいから嫌い、とか、ヴィジュアル系は好きじゃない、とか、いろいろあるとは思うんですが、音楽自体が嫌いで、そんなもん聴きたくない!という人には、会ったことがない。

『嫌われる勇気』という本が話題になってるけど、「嫌われない勇気」または「嫌われない覚悟」というのもまたある。「すべてを受け入れる覚悟」でもいい。そしてそれは難しい。

なぜなら、普通はどんなことでも「ターゲットを絞る」ということをするからだ。如何にも広告的な言い草だけとそういう話とも限らない。

もっと簡単に「範囲を決める」でもいい。たとえば、「少年野球のチーム」には、少年しか入れない。少女が入れる場合もあるんだろうけど、たぶんハードルは高いだろうし、見た感じ絶対数が少ない。ましてや、おじさんではコーチになれても、スタメンに入れることはない。おじさんが少年野球チームに入ろうとしてたら完全に変なおじさんだ。

嫌われないように、誰でも受け入れてあげますよ、というのは、その時点で圧倒的に敷居が高いわけだ。インターネットだからこそ、かもしれない。

そして、ほぼ日もそういうものだと思う。

ここでやっとほぼ日の話になる。ほぼ日を知らない人はいても、「ほぼ日嫌いなんだよなあ。なんか気に食わないんだよなあ」という人はいない。

なんでだろう。たぶん、空とか、海とか、そういうものに近い存在なんだと思う。呼吸のように、毎日、決まった時間に更新される。呼吸みたいなもんだ。いつもそこにあって、いい言葉とか、いいモノが置いてある。

特にこれについて明確な答えをもっていたわけではないので、引き続き考えよう。どうも、くいしん(@Quishin)でした。