ぼくはこれまで高校を卒業してから吉本興業(当時)のNSC東京でお笑い芸人見習いをやったり、音楽雑誌の編集をやったり、Web制作をしてきたわけですが、これだけ好き放題に生きてきて思うのは「好きなことを仕事にする」はコストがかからないし最高ですよ、って話。「好きなことを仕事にする、は、好きなことを好きではいられなくなったりするから」という意見も多いですがそんなこと全然思いません。どうも、くいしん(@Quishin)です。

やりたいことがあるけどできないんです、という話を聞くことがちょこちょこあるのですが、それを聞いて思うのは「何かを始めるためには、時間やお金がかかる」という感覚。これを乗り越えられないから、始めることができない、という話なんですよね。でもこれってなんだかよくわからない。まずは、「自分が本当にやりたいことは何か」というのを考えて、決めて、すべてをそこに向けてやれば、迷う必要なんかないんじゃないでしょうか。

そこさえ決めてしまえば、今のぼくだったら仕事はWebディレクターなんですけど、Webをつくる仕事、またはインターネットサービスに関わる仕事をしていきたいので、今のままディレクターという職を極めたいのかとか、Webをつくれるもっと大きな企業にいくのかとか、LINEとかTwitterとかアプリやサービスの企業にいくのかとか、メディア系企業にいくのかとか、はたまた独立してそれをやりたいのかとか、そういう話になってきますよね。

こう言うと大げさで、「その道で生きることを自分で決めて、がむしゃらに生きていく」みたいに聞こえがちですが、そんなことはないと思います。自分が好きなことをとりあえずやってみて、徐々に形にしていけば、それでいいんじゃないでしょうか。とりあえずやってみれば、向き不向きもわかるし、仕事にするのが向いてなかったとしても「好きを深める」になるだけですよね。

なんでこんなこと言うかって、自分がそうしてきたからです。「若いうちにのぼる山を決めて、そこに向かって突き進む」ということができたら、それはもちろん格好のいいことだけど、それってやっぱりむちゃくちゃ難しいし、最初につまづいたらどうしたらいいの?って話じゃないですか。いつなんどきでも「やりたいこと」をやりたいように始めたらいいんじゃないのかなあと思うんです。それがアラサーだろうと、60代だろうと70代だろうとね。そんなこんなで今日も明日もWebつくってます。どうも、くいしん(@Quishin)でした。読んでくれた方ありがとうございました。ツイッター(@Quishin)はフォローお気軽に!