初めて就職した出版社が元々一番入りたい会社で、周りの仲間には編集を志した当初から「あの会社が第一志望で、狙いを定めてるよ」と話してました。当時の自分にとってはその会社はGoogleよりもAppleよりも小学館よりも電通よりも入りたい会社だったんです(いや、なんでこのラインナップなんだろ)。どうも、くいしん(@Quishin)です。
もちろん、重要なのは入りたい会社に入れること、それ自体ではなくて、そこで何をしたいのか、何をやるのか、何を成したいのかってことです。それは前提。ただ、その上で、ここの会社に入りたい!と考えて、入れることって凄いことだよなあってふと思いました。いや、自分が凄いって話ではなくて、そういう機会に恵まれたってのは、本当によかったなあ、と。前段終了。
「誰とやるか」がどんどん重要になってきた
そういう経験をさせてもらったからこそなのか、自分はいつからか、「何をやるか」をあまり考えなくなりました。いまWebディレクターで、言ってしまえばそれは「何をやる」ってのがいまいち決まってない、「いろいろやる仕事」です。だからこそ、誰とやるかというのがだんだん重要な指標になってきたわけです。
「はたらく」をお金と捉える人は「何をやるか」を気にする。たとえば「とにかく楽をしたい」とか「そんなにがむちゃらにがんばるとかやだ」「こういう仕事は面倒だからやりたくない」というのは、お金がゴールだから。
僕は「はたらく」というのは人と人とのコミュニケーションだと思ってます。なぜ、はたらきたいかというと、とにもかくにも「自分が仕事をしたい人と仕事をしたいから」という理由です。
これは蛇足ですが「貯金が3億あったら南国でだらだら過ごしたい」というのは、貧乏だなって感じます。発想が貧困、ってやつです。はたらいたほうが、絶対に楽しいですよ。
もう僕は、なってみたい職業には一通りなってしまって、経験してみたい仕事はやってしまって、それこそWebディレクションとライティングをやれば、独立してそれなりに生活することも選択できるだろうけど(もちろんそれをやり続けることは凄く難しい)、だからこそ、誰とやるかしかないんです。誰とやるか。
どうも、くいしん(@Quishin)でした! 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!
追伸1
「はたらく」というコミュニケーションの先には何があるのか?という疑問もあるともちろんあると思います。
追伸2
美味しいお酒です。
追伸3
「入りたい会社」もたくさんあるし、「やりたいこと」もたくさんある、と思えるのは幸せなことだなあ、と思う。それらがあるかないかってのは自分次第なんだけど。