いやー自分が明日どうなるかとかわかんないよね。今まさにいろいろと動いている最中で、Webディレクターですという以外に何者とも名乗らないし、Webディレクターとして極めたいスキルというのは明確にあるけど、明日自分が何者になるかわからないという曖昧だけど楽しみな時期って感じなんだよね。
音楽雑誌のインタヴューってなんだかわかる? あれって物語の提示なんだよ。あれがあると、バンドの物語が凄くくっきりする。それがロックジャーナリズム。ビートルズのどの曲が好きかって話と同じくらい、ビートルズと誰と誰が仲が悪くてヨーコのことが嫌いだったって話はよくされるんだよ。ビートルズほど曲がいいバンドですらね。
『リーダーはストーリーを語りなさい』っていう本があったんだけどさ、人が惹きつけられるのって商品そのものの魅力じゃなくて、バックグラウンドとかだよね。iPhoneやAppleのファンってみんなジョブズ、ジョブズって言うじゃん? それって、誰がどういう想いでつくったものなのかっていうところが大事だってことで、みんなジョブズのつくる物語に魅了されてるってことなんだよね。そういう意味ではブログってマジでヤヴァくない? 自分の場所があって、世界中の誰でも…まあ日本人の場合は日本語だから限られるけど、世界のどこにいても自分の文章を誰かに読んでもらえるんだから。