ウェブ上で「ライターになりたい」「編集者になりたい」とか「コラムニストになりたい」とかって、どっちがどうとかミクロなこと言ってる場合じゃないですよ。みんなで一緒にがんばろうぜ! どうも、くいしん(@Quishin)です。

「ウェブ」とか「インターネット」で、あっちがいいとかこっちが悪いとかやってる場合じゃないんですよ。インターネットメディア業は、今のいわゆるマスメディアがいるところまでさっさと到達して、その何割か取って、最大派閥にならなきゃ、現状のねじれ現象は解消できない。ねじれ現象ってのは、マスメディアがテレビCMに注ぎ込む大金に比べて、ネットメディアに当てる金額が小さい、とかそういう話です。

ウェブ文化人

テレビ放送が始まった頃、それまであった「出版文化人」に対して「放送文化人」という定義が生まれたんです。たとえば、60年安保の頃、石原慎太郎、寺山修司、大江健三郎、谷川俊太郎、江藤淳、浅利慶太、永六輔(敬称略)なんかが「若い日本の会」を結成したらしいんですけど、このメンツを見れば如何に出版文化人が時代をつくっていたかってのは容易に想像できますよ。

それが「時代の先端」や「流行発信地」として機能していた。その後、テレビの時代がきたことは説明するまでもないと思うんですけど、今はそれが間違いなく「ウェブ文化人」に移り変わろうとしているフェーズです。今年、2016年は、それが明文化されていく年です。

2016年はデジタルコンテンツがめちゃくちゃ面白くなる年

年明け早々から、リリース以来のnoteブーム、有料noteブームがきていることもそうです。それに対して「有料コンテンツってのは〜〜」とか言ってるのとか本当にどうでもいいことなんです。如何に出しまくれるか、そこで何をやれるか、本当にこれだけです。

ワイドショーのコメンテーター

はあちゅうさんややまもといちろうさんがワイドショーのコメンテーターをやっていることから見ても、この流れは圧倒的です。おふたり共、ウェブ、またはブログを使って今いる場所に立っているわけです。津田大介さんもそうです。津田さんは元を辿れば「ナタリーをつくった人」ですけど、そういうサイトをつくった人がこれからの時代をつくっていく人たちなんです。

もちろん、これからは、ここで言う「ワイドショー=テレビ=最も多くの日本人が接するメディア」を、ウェブに引っ張ってこようぜっていう話です。何割かをもらうんです。

だからこそ、「ウェブのライターが〜」とか小さな話で小競り合いをやってるんじゃなくて、もっとその先を意識してやらなくちゃいけないタイミングです。肩書きがブロガーかどうかとか、気にしてる場合じゃないんです。

どうも、くいしん(@Quishin)でした! 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!