今って、フェスがすごく流行してますよね。いわゆる「夏フェス」とかって呼ばれる音楽イベントで、大きなやつだと集客は数日間で十万人を超えます。で、これがここ数年爆発的に流行して音楽ファンだけではない一般層に広まったのって、SNSの影響だって言われてるんです。ハロウィーンとフェス。これらが、Facebookに写真をシェアして、リア充アピールできるツールの二大巨頭なんです。どうも、くいしん(@Quishin)です。
今のフェスの隆盛があるのは日本中にたくさんのライブハウスがあったから
その存在感を加速させたのはSNSの影響も大きいんですが、元をたどると、当たり前の話だけど「日本各地にたくさんのライブハウスがあること」が大きいです。さらに、高校には軽音楽部、大学には軽音サークルがあって、たくさんの人がバンドやったり、ライブやったりする。
「楽器を演奏すること、それを見せること、その場所があること」が文化として根付いてるんです。そこでは全員が全員、「ラルクアンシエルになる!!!」なんてことを思ってなくてもいいんです。みんな「ただモテたい」とか「ギターを弾きたいから」という理由で音楽・バンドをやってるんです。ここが、実はその業界にとってすごい重要だと思うんですね。
そういう人たちがたくさんいたからこそ、「音楽文化・ライブ文化」の下支えになるんです。ライブハウスやクラブに行くと「音楽とかやってたんですか?」なんて話になることも多いけど、やはり多くの人が多かれ少なかれ音楽をやった経験がある場合が、すごく多いんです。
そういう人たちがたくさんいたからこそ、ライブハウスがたくさんあって、フェスが儲かって、今のようなビッグビジネスになっていくことができたんです。
イケてないウェブメディアや編集・ライター
そうやって考えてると、業界に貢献してないように見えるウェブ編集者さんやライターさんをただ名乗ってるだけのような人がたくさんいるとしても、「全体が盛り上がるからね〜」って話になりませんか?「クソバイラルメディアくたばれ!」っていう声が多くあっても、「全体が盛り上がるからね〜」っていう話になりませんか?
もちろんその業界が、外に広く信頼されるためにそういった主張が必要というのもわかるんですが、僕は、「関わっている人が多いほうがいい」を再優先に考えちゃいます。だって、そのほうが、前述してきた通り、「全体が盛り上がる」ってことにつながると考えているからです。
まずは、全体が盛り上がらないと、どんな物事も、大きなムーブメントにはなってはいかないわけです。
どうも、くいしん(@Quishin)でした! 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!