「くいしん」の運営コンセプトとして「インターネット上の生き物っぽくしよう」というのがある。つまり、ブログやツイッターでは私生活はあまり語らず、普段どんなことをしているのかいまいちよくわからない人でいようという話だ。単にそれらを切り分けたいだけという話なんだけど。じゃあなぜ切り分けたいのか? どうも、くいしん(@Quishin)です。

じゃあなぜ切り分けたいのか? それは、「ネット上の顔」を強制的に「ネット用のキャラクター」にすることで、専用のインプット体制をつくることができるからだ。現実社会では仕事に寄ったインプットを、ネット上ではそのキャラクターから派生する他のインプットを。なんとなくこんな風に分けることで、知識やスキルの裾野を広がるかもなーってな感じに考えてる。

でも、このエントリでは「インターネットの人と会ったこととか」を中心に置きつつ、私生活というか「普段」の話にも触れていこうと思う。なんでかって、2016年はたぶん先に書いた「普段とインターネット」を徐々に解いていこうと考えているからだ。その理由はまた数日中に触れたい。

2015年の振り返り

というわけで2015年振り返りエントリです。まず1月。手帳を見てもほとんど飲み会の予定しか入っていない。本業とは別にライティングの仕事を複数受けてて、結構必死だったのを覚えている。でもそうやって寝る間を惜しんでガムシャラにやってるくらいのほうが生きてて気持ちよさがあるってもんだ。比較的すぐに疲れるからずっと全速力は避けるタイプだけど。

2月。いきなりインターネットサイドの話だけど、三浦さん(@miuranozomu)とツイッターのDMで「東京にきているならお酒でも飲みにいきましょう!」とやりとりして、彼はクロマニヨンズのライブ終わりだというのに中目黒に来てくれてふたりで飲んだ。話したことはあまり覚えてないけど、「なんでくいしんさんが今日そのスリッポンを履こうかって考えたかってことなんすよ、そこには文脈があるはずなんすよ」と言ってた。うるさかった。

3月。古い友人と久しぶりに飲んだ。後輩なんだけど相変わらずバカだった。中目黒の街がキラキラして見えたようで、えらく感動していた。しもつー(@shimotsu_)と初めてサシ飲みしたのもたぶんこの頃だ。4月。出会いが多かった。初めて東大に行った。

5月。やっと表題の件に入る。テレビを買った。この前の年である2013年末に僕は茅ヶ崎から都内に引越した。茅ヶ崎では14型?くらいの小さなテレビでたまーに観るくらいだったんだけど、それはデジアナ変換だったので、都内に引越したらそれが視聴できなくなって、まったくテレビを観なくなっていた。でも、どうしても「テレビのある生活」をしてみようという気分だったので、購入した。ちなみに僕はほとんど物を買わないので、こういう買い物は本当に少ない。「新しい家電が部屋にくる」という体験自体は好きなんだけど。その頃思ったことはこちらに書いた。

というわけで、テレビを買った頃まではちょこちょこ本を読んでたけど、テレビを買ってから、ほとんど本を読まなくなった。僕は寝る直前までMacとiPhoneと戯れている人なので、それはあんまりよくないらしいということを聞いて、寝る前の30分は読書をするというのが日課だった。でもこの頃からそれもほとんど途切れてしまったように思う。5月は鳥井さんと電子本の収録の初回だった。この頃から本当によく鳥井さんと飲んでいた……。

参照:【インタビュー書き起こし】休日のなまものと、進撃の巨人とインターネット。

6月に行く前にこのままだとやたら長くなってしまいそうなので一旦締めようと思う。5月までで終わってしまうので、どうやって分割するか、何分割するのか、自分でもまったくわからない。どうも、くいしん(@Quishin)でした。読んでくれた方ありがとうございました。ツイッター(@Quishin)はフォローお気軽に!

追伸1
次回予告。明日は「2015年6月以降を振り返る」。あさっては「2016年の目標を掲げてみる」。

追伸2
「2016年の目標を掲げてみる」の目次は「転職する」「本をたくさん読む」「哲学を勉強する」「痩せる」「運動をする」など。

追伸3
ここには書いてない今年あったことの一部は、今度出す鳥井さんの本に書いてあるので読んで欲しいです。

参照:天井裏書房は「書房」なので◯◯書房という名前の出版社と同じように本(電子書籍)を出します。

追伸4
エントリの尻切れトンボ感が凄いよ。。

追伸5
本とテレビについては書くとして、Amazonプライム会員のサービスである「プライムビデオ」によって、映画を観る本数がここ数ヶ月凄い勢いで伸びている、ような気がする。

追伸6
あ、あと、そんなにどっぷりインターネットに長年浸かっていた人でもないので、その辺りのコンプレックスの表れかもなあ、なんてふと思った。冒頭の「切り分けたい」の話。