実際にナタリーの取材を受けた人に聞いたナタリーが引き続きキモい件

公開日: : 最終更新日:2016/08/28 メディア , , ,


友人のバンドがナタリーに載ってて、「やったー!」とかなんとか言ってたんですが、そこで思ったのが、「どうやってそのニュースつかんだんや、ナタリーさんは」ということでした。どうも、くいしん(@Quishin)です。


エントリ内で何度かキモいと言います。ナタリーのファンの方、または逆にナタリーのことをあまり知らない方は「キモいとか大人が言うなや」と気分悪く思う方もいるかもしれませんが、これはナタリーを語る上で外せないキーワードなので、そのように書いてます。深堀りしたい方は以下をご参照ください。
http://tokyo-edit.net/archives/31069454.html

というのも友人のバンドは、自主制作盤で、プレスリリースなんか打ってないんですよね。もちろん公式サイトでは、「出します!」ということは言っているものの、その記事中には「ジャケットは◯◯が担当して〜〜〜」とか、公式に発表していないようなネタが書いてありました。

バンドの規模感は、以前にインディで全国流通盤を出していたり、いわゆる公開ライヴオーディションがあるイベントでいいところまでいったりしていたので、記事掲載にギリギリ至るくらいの感じだと思います(その時点で若干キモい)。

なので、バンドメンバーに実際に会ったときに、「これってなんなの? なんでこの情報をナタリーは知っているの?」とあんまり深く考えないで聞いたところ驚きました。

「問い合わせフォームから『ナタリーの編集です、取材のためいくつか質問させてください』ってメールが送られてきたんです。それで何度かやりとりしました」

これ。「すごっ!」「キモッ!」という感情が同時に溢れましたね。そんなことまでやってるのかナタリーは、と。大小のレコード会社から送られてくるプレスリリースの処理だけで途方もない数だと思うんですけど。。

これがあれだけ支持を集めるメディアの力なんだなあと、マジで血を吐きそうな思いでしたね。そこにかける思いの強さ。僕はそれを聞いた夜、ナタリーのことを考えて、ちょっとだけ泣きそうでした。昨今爆発的に増えているWebメディアで、これだけ泥臭くて細かいことをやってるメディアがどれだけあるんでしょうか。ない、でしょうね。普通はこんなこと採算合わなくてできないですよ。でも、「採算が合わないからできません」って格好が悪いんですよね。カッコいいことを地道にずっとやり続けるとか凄くカッコいいですよね。

僕は「紙よりWebだな!」と明確に今までの畑を裏切り、今の仕事(Web制作など)をしています。そのきっかけを与えたのは、ほぼ日であり、ナタリーなんです。だからこそ、「IT業界」とか「EXIT」とか、と一線を画していたように見えたナタリー(をやっているナターシャ)が、KDDI傘下に入るというのは、ちょっとさみしい気もしましたが、同時に大山さん、津田さんらしいなあとどこか安心感のようなものもあります。Webメディアの道として、今回の出来事はとても大きいように感じています。Hi-STANDARDの『Making The Rord』(=道つくる)みたいだなあとか、「ロックンロール的な文脈に当てはめて考えてみたり」もしました(つまり、これが、ロッキング・オンにあってナタリーにないものなんですよね)。

何がどうなろうと僕はずっとナタリーのことを応援し続けます。誰がなんと言おうとです。ナタリーがやっていることはメディア屋として、圧倒的にカッコいいから、です。どうも、くいしん(@Quishin)でした。


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