いやはやとんでもない硬いテーマでしたね。マジで聴いてくれる人が2、3人しかいないんじゃないかとビビッてました。土曜20時からというテレビが最も面白いとされる時間帯にもかかわらず同時接続で最大19人の方が聴いてくれている時間もありました。さすがチェコさん。ありがとうございました。また聴いてくれた方、コメントくれた方、どうもありがとうございました。どうも、くいしん(@Quishin)です。

しゃべるチェコ好き

終わって思ったのは「チェコさん、意外にいろいろしゃべってくれてよかったー」ということ。ご自身でも仰ってましたが「お客さんがいると、しゃべらないと!と思う」と。サービス精神旺盛です。ハッシュタグを追いたい方は以下から。

参照:https://twitter.com/hashtag/くいちら?f=tweets&vertical=default&src=hash

ツイキャスからアーカイブを聴くこともできますのでぜひ。

参照:http://twitcasting.tv/quishin/show/

チェコさんもチェコ好きの日記に後記を書いてくれました。

参照:ツイキャス後記 〜日本の批評はまだ生きているか〜

本題を軽くまとめてみた

詳しくはチェコさんのエントリを読んでもらうのが早いと思うのですが、僕のほうでもツイキャス何時間も聴く時間ない人用に、簡単にその内容をまとめてみます。

・批評家は憎まれ役だし、悪役だ

・ハイカルチャー、サブカルチャー、オタクカルチャーみたいな区分はなくはないけど、それらの関係性は凄くフラットになっている

・今の時代に「小脇に抱えているとカッコいいもの」は何か。今の時代はない。SNSでカワイイ自撮りをSNSに披露することがそれに当たる

・エビちゃん、押切もえちゃん、山田優ちゃんがファッションモデルの権威だった。しかし今は、それよりも身近にいるインスタにアップする写真がカワイイ女の子のほうが権威に近い存在。これが「権威の喪失」「中心の喪失」

・ナタリーは批評をしていない、インターネット的な存在。「批評はいらない」という姿勢。

・岡田斗司夫さんの『カリスマ論』

・「◯◯年生まれ、何県出身」と出自を明確にすること

・『進撃の巨人』の話。巨人が攻めてきたということは、巨人を殺すチャンスがあるということ

・海外で人文字で「人」という文字をつくったときに、遠くから眺めて「これは人という字だよ」と教えるのが批評家

・クリエイターとプロデューサーと批評家の違い

・チェコさんがやろうとしているのは「批評界のONE PIECE歌舞伎」

・チェコ好きさんの人生ナンバーワン映画は『ノスタルジア』

・(チェコ好き)がカッコを取ってチェコ好きになったのは、矢面に立つ覚悟

最後に

僕が、チェコさんが「批評家」と名乗ることに興味をもったのは、そこを紐解いていくと、自分がこれからやっていきたいことと重なる部分があるんじゃないかなあと思ったからです。今回のツイキャスでは、そうやって思っていたことが、特に『進撃の巨人』のお話によって確信に変わったところが大きいので、ぜひお時間があるときに聴いてもらえると嬉しいです。

参照:http://twitcasting.tv/quishin/show/

どうも、くいしん(@Quishin)でした! 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。ツイッター(@Quishin)のフォローはお気軽に!

追伸1
「土曜の20時」というのはフジテレビで言えば「めちゃイケ」をやってる時間帯であり、古くは「ひょうきん族」「コント55号の世界は笑う!」、その他の局だと「8時だョ!全員集合」「ナンチャンのやるならやらねば!」「欽ちゃんのドンとやってみよう!(のちの欽ドン!)」という伝説的なテレビ番組を放送していたという、少なくともテレビ好きにとっては特別な時間帯です。

追伸2
なんというか、その時間帯にツイキャスをやるというのは、そこにカウンター性を見出してる自分がいるなあって思いました。

追伸3

あ、あと、チェコさんの川添さんのウェブラジオはここから聴けます!