NewsPicksを見ていると、堀江さん(元ライブドア社長のホリエモンこと堀江貴文さん)の凄さがよくわかる。どうも、くいしん(@Quishin)です。

飽きずに続けること

「どこで?」と聞かれたらそれに答えるのは簡単だ。とにかく「飽きずに続けること。毎日やり続けること」の凄さを、あのサービスによって堀江さんは証明している。「ゼロに小さなイチを足していく」というのは堀江さんご本人の言葉なんだけど、堀江さんは、このサービスが始まった当初から(細かいところはわからない)、ぼくが知るかぎりはずっとPick数ランキングの1位か2位にいる。

簡単に言うと、「めちゃくちゃ楽しんで使ってる」という印象だ。他にもずっとランキング上位にずっといる人はいるけど、多少ランキングが落ちたり、一時期ランキングから離脱したり、そんな感じだと思う。

中毒性の高いサービスを乗りこなす

「NewsPicks中毒」とも呼べるようなユーザーが多いこのサービス上で、いくつもの会社やサービスを同時に動かしながら、これだけ長い期間飽きずにひたすらニュースをPickし続けることができる凄さは、何かに打ち込んだことのある人ならすぐにわかるだろう。

「ひとつのことに没頭すること」は難しいけど、「同時にいくつかのことに没入する」ってのは、もっと難しい。でも堀江さんは、それをいとも簡単にやっている。まるでそれが単なるルーティンで、それ以上でも以下でもないようなフリをしているけど、その行動は、言ってしまえば、異常そのものだ。しかも他人の声に、無意味に揺さぶられることはない。

なんで続けられるの?

こういうことを言うと「出資してるからでしょ?」と言う人がいると思うけど、それだけでは到底説明できない。ピック数を稼ぐことや日々サービスを自ら楽しんで使い続けることは、サービスをスケールさせることに直接関係ないからだ。その時間を、経営会議とか(?)サービスに注文をつける時間にしたほうが効率がいいと考えるのが普通だと思う。だって、ソーシャルゲーム屋さんは、ゲームばっかりやってないでしょ? それはゲーム自体が、釣りだからだ。

たぶん堀江さんは「自分が本当に使いたいサービス」がそこにあるから、単にそれを使い続けているに過ぎない。ツイッターも755もTERIYAKIも同じかと思う。

NewsPicksの虫

ナタリーのCEO大山卓也さんを「虫みたい」と言ったのは、そのナンバー2であるコミックナタリー編集長の唐木元さんの言葉だけど、堀江さんは「インターネットの(またはNewsPicksの)虫」そのものだ。

参照:ナタリーの「フラット」さはどこから生まれているのか

こう言うと「虫って!」と笑うと思うけど、それは違う。「◯◯の虫」になるのは、それだけで圧倒的な才能だ。何かを続けること、小さなことを積み重ね続けること、それを有無を言わさぬ量でやること、それらは誰もがやろうとしてもできることではない。やればできることだとしても、誰もやろうとしない。それは、やったあとにある世界を明確に想像する力がないからだ。やればいいのに、やらない人、続けない人が多い。

ふと、堀江さんのPickを見て、「続けよう」と思った人でした。やり続けよう。ついでに『ゼロ』再読しよっ。どうも、くいしん(@Quishin)でした。読んでくれた方ありがとうございました。ツイッター(@Quishin)はフォローお気軽に!